ブランコブログ
自分で白髪染めをするといつも失敗しがちです。上手な染め方を教えて下さい
自宅での白髪染めがなかなかうまく染まらないと言うお悩みをよくいただきます。今回は自宅染めでもきれいに仕上がるコツを皆様にお伝えしようと思います。
白髪染めで多い5つの失敗例
- キレイに染まらなかった。
- ムラができてしまった。
- 髪がバサバサに痛んでしまった。
- 思っていた色と違った。
- 染まりすぎて不自然になった
という失敗をよく聞きます。
最近は泡タイプなどの染め上げ方の種類も増え、失敗しにくくなっていますが、根本や染めにくい後頭部などがどうしてもムラになってしまうことが多いです。
染料は、闇雲に髪に付けていけば良いということではありません。染めムラをなくすにはいくつかのポイントがあります。
白髪染めをする時の上手に染める手順・コツ
まずは、髪をブラッシング!
『たかがブラッシングしただけでそんなに変わるの??』と思う方もいるかもしれませんが、染め上げ前にブラッシングするだけでも結構変わってくるものなんです。
丁寧にブラッシングしてあげることにより髪の絡まりがほどけ、髪の内側がムラなく染まりやすくなります。また、上に付着しているホコリも取れて染まりやすい状態になります。
染まりにくい根元から始めるべし
染まりにくい根元は時間を眺めに置くことで、きれいに染まっていきますので、はじめに根元に染料を付けていきます。
それでもうまく染まらないという方は根元を塗った後に、ティッシュやコットンに染料を付け、顔パックの要領で根元に付けましょう。
こうすることで染料が根元までしっかりと浸透しやすくなります。
最大のコツ!ブロッキングで髪を小分けにしてムラなく染める!!
髪が長めの方は、クリップで後頭部の髪をブロッキングし、染めていきます。
染める際は、このブロッキングした根元から染めていきます。(ブロッキング部分の根元は染まりにくいため、しっかり塗りましょう。)
そして、ブロッキング部分から襟足に向かって染めていきますが、髪の毛の流れに沿って斜めにたっぷり塗っていきます。
最後に、襟足の部分は、髪全体を持ち上げ、たっぷりと塗るようにしてください。
このようにすることで、後頭部も襟足もしっかり染められ、アップヘアーにしてもキレイな髪をキープできます。
流す前のひと工夫、乳化させる!
洗い流す前に少量のお湯を混ぜて髪に揉み込みながらなじませます。
薬剤が白く変化(乳化)したら頃合いです。後は優しくシャンプーとトリートメントをしましょう。
乳化させることによって
- 頭皮や地肌についたカラー剤が取れやすくなる
- 薬液を再度満遍なく全体になじませることが出来て、ムラが無くなる
という効果があります。この一手間で大分変わっていきます。流す前に忘れずに乳化させるようにしましょう。
覚えておいて損はなし。やってはいけないこと
1.放置しすぎる
説明書に書いてある時間以上放置してもよく染まるということはありません。髪が痛むだけです。時間通りor髪が細い方は少し早めに流しましょう。
2.入浴しながらのカラーリング
湿気がかなり多いのでカラー剤が薄まってしまい、効果半減。カラー液がたれて目に入る危険性もあります。
3.自然乾燥
カラー後の髪はとってもデリケート。必ずドライヤーを使って優しくブローしてあげてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ホームカラーでもコツをしっかり抑えていけばきれいに染めることが出来ます!
ただ、どうしてもホームカラーは強い薬剤を使っているため、合わない人はどうしても合いませんし、仕上がりにも限界はあります。
そんなときは私達プロフェッショナルに相談ください。お客様の髪質に合わせた最適なカラーリングを致します。